俳人 山口誓子 自筆「良夜あけ昼は昼として明るし」(昭和34年夏)/共箱付 ■商品説明
下記、俳人 山口誓子の手によって、
昭和34年の夏に、「良夜あけ昼は昼として明るし」との俳句を書いた品を
軸装にした大変貴重な作品です。

《　山口誓子（やまぐちせいし）　》
（１９０１年～１９９４年）俳人。
明治３４年、京都市に生まれた。
本名：新比古（ちかひこ）。
旧制三高を経て東京帝国大学法学部卒業。
京大三高俳句会で鈴鹿野風呂、日野草城に指導を受け、
『京鹿子（きょうかのこ）』『ホトトギス』に投句。
東大俳句会では高浜虚子の指導下に水原秋桜子らと活躍する。
樺太での幼時を万葉の語調で追憶した作品を発表し「ホトトギスの４Ｓ」とよばれ、
さらに都会的な素材を簡潔・明快に詠む硬質の句風を樹立。
『ホトトギス』の諷詠趣味を排し、新興俳句運動の先駆者となり、連作俳句を試みた。
また『馬酔木』に拠り、現実の再構成を主張した。
１９４８年（昭和２３年）「根源」論をかかげ『天狼』を創刊、
新興俳句系の西東三鬼・秋元不死男・平畑静塔、誓子門の橋本多佳子・榎本冬一郎らを統合、
戦後の俳句復興に寄与した。
１９７０年 紫綬褒章、１９８７年 芸術院賞を受ける。

■紙本・肉筆
■状 態
時代なりのヤケ・シミ等あり。
■寸 法
軸寸法／約１２０．０ｃｍ×約４８．５ｃｍ。
　本紙寸法／約　３４．０ｃｍ×約４６．０ｃｍ。
■落 款
御覧の様な銘・落款等あり。
■箱
共箱。

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骨董品（古美術品）との出会いは、得てして縁の部分が多分にあります。
ご紹介している品々は、現代の既製品の品と違い、
この世にすべてふたつとは無い品であり、
この場で出会えた事は何かの御縁だと思います。

※※この良きご縁を大切にして下さい。※※